同書は、コロナウイルスの感染が広がるイタリアで、死者が急激に増えた2月下旬から3月下旬に綴られたもの。最悪の事態を阻めなかったことや、人類のふるまいを振り返る、著者の思考と後悔の記録となっている。書籍版は4月24日発売が予定。発売を前に無料公開に踏み切った理由について同社は「緊急事態宣言下の日本において、今、このときに広く読まれるべきテキストだと考えたからです」と説明している。
また、同社では4月13日までkindle書籍の大規模セール「春のハヤカワ電子書籍祭」を実施中。同セールでは、国内外の書籍が最大半額に。同社といえばミステリー作品だが、ミレニアムシリーズは、1巻『ドラゴン・タトゥーの女』から最新6巻『死すべき女』まで全てがセール対象。天才すぎて20代で大学教授になった黒猫が、日常に潜む不思議な謎の数々を解き明かしていく黒猫シリーズなどもセール対象となっている。
早川書房といえばミステリも! こちらもぜひどうぞ。4月13日いっぱいまでです!
— 早川書房公式 (@Hayakawashobo) April 10, 2020
早川書房が贈る1,000点超えの大規模セール「春のハヤカワ電子書籍祭」開催中!~担当者のオススメ偏愛作品【第4回:ミステリ篇】|Hayakawa Books & Magazines(β) @Hayakawashobo #note https://t.co/952M9vDJWd
【延長決定】「この大きな苦しみが無意味に過ぎ去ることを許してはいけない」
— 早川書房公式 (@Hayakawashobo) April 11, 2020
感染爆発の中、イタリアを代表する作家は何を想う?
今の日本でこそ読まれるべき、深い思考の記録。
パオロ・ジョルダーノ『コロナの時代の僕ら』全文公開(4/12、19時まで)@Hayakawashobo #note https://t.co/b1TvtFZ53E