同大会は、今年6月29日に開幕予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止。1877年に始まった同大会だが、戦争以外の理由で中止が決まるのは今回がはじめてのこと。なお、2021年大会は6月28日から7月11日まで開催される予定。
大会競技場のオーナーであるAELTCのイアン・ヒューイット会長は、今回の決定について「公衆衛生およびウィンブルドンを実現するために集まる全ての人々の幸福を尊重して決定しました」とコメント。「これまで世界大戦によって中断されただけであることが、私たちの心に重くのしかかってきましたが、すべてのシナリオを徹底的に検討した結果、最終的には正しい決定であると信じています」と語った。