無観客での春場所開催は、新型コロナウイルス感染拡大抑止のための措置。普段は土俵入りの際、人気力士の名前が読み上げられれば、拍手や歓声があがるものの、無観客ということで厳かな雰囲気。また、取組がスタートすると、観衆の声援が会場内でこだまするが、もちろんそれらも一切なし。結果、普段聞こえないような土俵を擦る音や、ぶつかり合いの音がより大きく会場に響きわたり、どこか神聖な雰囲気が感じられる。
この珍しい光景に、ネット上では「大相撲、無観客も中々良い ある意味歴史的瞬間」「元々神事らしいし、厳かな感じがして悪くない」「大相撲無観客開催。いつもは気付かないところが見えたり聞こえたりして、新鮮で面白い」などの声が聞かれ、好評の様子。また、春場所では力士への感染予防措置から“力水”を口に含まないよう通達が出されているが、これに反応する声も多く、「力水もエアー力水?!」「千代丸のエア力水かわいい」など、慣れない所作に戸惑う力士の挙動が注目を集めている。
<初日の様子>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 8, 2020
八角理事長による協会御挨拶。
今場所は審判部の親方全員、幕内力士全員も土俵周りで共に御挨拶いたしました。#sumo #相撲 #春場所 pic.twitter.com/kK38zMYSgA