同作は、2015年3月に刊行されたのち、2017年2月に文庫化。累計発行部数は326万部にのぼり、2016年にはNetflixでドラマ化。翌年、NHK総合で放送されたほか、2017年には映画化も果たしている。海外では、韓国版、中国版、台湾版、ベトナム語版が発売。翻訳版として今回が5ヶ国目となる。
なお、タイトルに付された『spark』だが、主人公・徳永が中学時代からの友人である山下と組んだ漫才コンビの名前は「スパークス」。また、英語版のカバーは、最後の“どんでん返し”が目玉焼きをひっくり返すことを連想させるとして、ポップな「目玉焼き」がデザインされている。なお、日本からでもAmazonでペーパーバック版とkindle版が購入可能。