映画『オズの魔法使』で、17歳にしてスターダムを駆け上がり、波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで、伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランド。同作は、そんなジュディ・ガーランドが47歳の若さでこの世を去る半年前、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を描いた作品となっている。
同作でレネーは、徹底した役作りによって、ジュディ・ガーランドを体現。ジュディは『オズの魔法使』以来、スターとしてハリウッド黄金期を支え続けた一方、同作の舞台となる1968年には、映画のオファーがめっきりなくなり、プライベートもトラブル続きだった。そんなどん底の中から、再起をかけてロンドン公演に挑んだ姿と、2010年から休業宣言をしていたレネーは重なるところも多いとされ、正にはまり役といえる。日本時間2月10日発表の第92回アカデミー賞にて、レネーの主演女優賞初受賞なるかにも注目が集まる。
また、このほど同作の本編映像も解禁。圧巻の歌唱力などは要チェックだ。映画『ジュディ 虹の彼方に』は、3月6日全国公開。