「Scary Beauty」は、アンドロイド「オルタ3」が、人間のオーケストラを自ら指揮し、自ら歌う世界初のアンドロイドによるオペラ作品。同イベントでは、現地オーケストラNSO Symphony Orchestra(UAE)とのコラボレーションも実現した。
公演がスタートすると、暗転したステージ上で「オルタ3」が青い光で照らされる中、コンピュターによる電子音と「オルタ3」の声の反復が会場に反響。ステージに渋谷が入場すると、ピアノとコンピュータによるソロ演奏が開始された。その後、NSO Symphony Orchestra(UAE)が入場。「Scary Beauty」の本編がスタートした。
特に「The Third Mind」は、渋谷とオーケストラが「オルタ3」の指揮により、音のぶつかりが繰り広げる一幕も。演目がメインタイトル「Scary Beauty」へ移行すると、「オルタ3」は時に客席に向かって歌いあげたり、客席に背を向けて指揮に没頭したりと様々な顔を見せた。最後は、アンコールで「オルタ 3」と渋谷慶一郎のピアノソロによる「Scary Beauty」が演奏。大きな拍手が巻き起こり、公演は幕を閉じた。