会見には、シュワルツェネッガーに加えて、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトン、そして未来から送られてきたスーパーソルジャーグレースを演じたマッケンジー・デイヴィス、新型ターミネーターREV-9役のガブリエル・ルナ、そして人類の命運を握るダニー役のナタリア・レイエスらが出席。
シュワルツェネッガーは、今作で再び、同シリーズのアイコンであるT-800を演じているが、「ここまで長く続いて、愛されるシリーズになるとは思っていなかった。アクション俳優になろうと思っていた時に1作目の『ターミネーター』(85)と出会い、キャメロンのおかげでT-800を演じることになったんだ。これは観客が判断することかもしれないが、私自身は本作でT-800役は最後だと思っている」とコメント。今作の撮影については、「特にREV-9との対戦はとても楽しかったし、お気に入りなんだ。飛行機やハマー(軍用車)が自分に迫ってきたり、危険なアクションをとても楽しんだよ!」と振り返り、会場を沸かせた。
一方、リンダは同シリーズについて「シュワルツェネッガーとは35年以上の友情と信頼関係を培っているの。お互いのユーモアを愛し、ここまで信頼できる人は他にいないわ。2人の歴史が本作を実現させたとも言えるわね。劇中で、彼の名台詞『I’ll be back』を言うのはとても難しかったわ(笑)」とコメント。再び伝説のサラ・コナーを演じることについては、「遡れるのであれば、『T1』のサラ・コナーの髪形を直したいわ(笑)」と冗談交じりに会場を盛り上げた。
また、今作のニューヒロインであり、身体を強化されたスーパーソルジャー・グレースを演じるマッケンジー・デイヴィスは、壮絶なアクションについて「私にとってアクション映画は初めてだったけれど、どの作品よりもワクワクする凄いアクションに溢れているわ」と期待が高まるコメント。さらに、最新型ターミネーター・REV-9を演じるガブリエル・ルナは「あるシーンでT-800に顔を殴られるシーンがあるんだけど、あのシュワルツェネッガーとアクションをしていると思うだけで童心に戻ったようで本当に楽しかったんだ!」と、憧れのレジェンドたちとの共演への熱い想いを明かした。
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、11月8日全国公開。