「京都国際映画祭」の会期中、市内のよしもと祇園花月にて「人生最後に笑う為のネタライブ」が開催された。登場したのは、ミサイルマン、銀シャリ、プラスマイナス、見取り図、アキナ、ミキ、ゆりやんレトリィバァなど。 吉本興業はもしもの時のために自らが望む医療やケアについて、前もって周囲の人と繰り返し話し合い、旧友する「人生会議」の普及のために、各地でイベントを行っている。このステージもその一環だ。 終盤には「人生最後にやりたいこと。」を、各芸人が発表。銀シャリ・橋本は結婚を挙げた。MCの月亭発光が「結婚したい人いますか?」と会場に聞くと複数人が手を挙げた。気を良くした橋本は「全員一緒に住む?」「長屋借りよ」と宣言。鰻は「諦めない」という言葉を披露。しかしその内容はというと、「僕は可能性1%でも生き残りたい。僕は最後の日に宇宙に行くんですけど、冷凍保存されてるんです」と妄想を展開。するとすぐにまわりの芸人から「冷凍鰻や!」とつっこみが。鰻によると文明の進んだ宇宙人が自分を見つけて解凍してくれるとのトークを展開したが、ここでも「死ぬ寸前で冷凍してるんだから、解凍したとたんに死ぬんちゃう?」というつっこみがとんだ。ゆりやんレトリィバァは「KISS(キス)」。「したいんでしょ、みんな。正直に言うたらええ」と何故か半分キレ気味に。結局、芸人のハチャメチャぶりに会場は盛り上がったが、同イベントのチケットは即完売だったという。 京都市内・岡崎公園で毎日芸人によるステージが披露されているが、「人生会議」の真面目なブースが展開されている。※協力:吉本興業