吉本興業の岡本昭彦社長が22日、都内にて記者会見を開催した。 加藤浩次は22日に朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)で、岡本社長と大崎会長の現在の体制への不満をぶつけたが、岡本社長は記者会見で「“芸人・タレントファースト”の取り組み」を進めることを発表した。-“社員も含めて芸人が何も言えない社風”について、認識はありますか?岡本社長:今日の加藤くんの話も聞きました。加藤くんに関しては、「この会見を見て、その後、打ち合わせを」という話をしていますが、……「ない」とは言えないと思います。全員がしゃべりやすいところまでは至ってないと思います。それは僕の力不足と、僕の反省するところだと思っています。-今回の件に関して責任を感じていらっしゃいますが、進退は、減俸50パーセントでお済ませになる?岡本社長:それ(=進退)に関しましては、まだまだ色々な調査やヒアリングなどがありますので、そのことをしっかりとやりきることと、今お話し頂いた“しゃべりづらい環境があるのではないか”ということも真摯に受け止めて、まずそこを全力で変えていくことが今、やらなければならないことかなと思っています。-「岡本社長が代わらなければ刷新はないのではないか」という声もありますが。岡本社長:まず、僕自身がどこまで変われるかということが大きな問題でありますから、「まず、自分自身を変えていく」と思っています。-今朝の「スッキリ」で加藤さんがコメントしていましたが、日常的に社員や芸人に対して、恫喝やパワハラをしていた事実はありますか?岡本社長:若い頃は、怒ったりとかということはありました。ただ今は、……今回もありましたから、僕が反省するところだと思います。-「反省するところ」ということは、そういうことをしていた?岡本社長:若いころは、恫喝とは思っていませんけど、強い口調で怒ったりということは当時、あったと思います。-今は?岡本社長:今は、部屋に一人でいるので、ないと思います。