今年2月、舌がんのステージ4であることを公表した堀ちえみが、28日放送の『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)に出演。現状を報告した。※乃木坂46関連ニュースをチェックする 今年2月、手術の6日前に番組収録に臨んだ堀。その後入院し、舌の6割を切除。代わりに太ももの組織を移植して舌を再建したというが、術後間もなく食道にがんが発覚した。 そんな彼女の今を知るべく、番組カメラが自宅を訪ねると、以前と変わらない様子で迎えてくれた堀。キッチンに立って家事もこなしたり、愛犬の散歩やスーパーにも買い物しているなど、思ったより元気そうだった。 だが移植後の舌にまだ慣れていないため、家族とは問題なく会話できるのだが、カメラの前で話せるまでに回復していないということで、中居正広に宛てた手紙がナレーターによって代読された。 そこでは、「もう最後になるだろうという諦めの気持ちと、死にたくない気持ちと、とても複雑な思いで一杯でした」と、前回出演時の知られざる心境が。また術後は、声も出せずに頭を固定され顔も腫れあがるなど「地獄のような3日間」だったという。 また食道がん発見の際、夫に言われたこととして「舌がんがあったから今回の食道がんも早期で見つかったんだよ」と言われ、生きるということに再び向き合い始めたとか。最後に彼女は「リハビリを重ねて必ず復帰してスタジオでまた歌わせていただきたいと思います」「諦めません」と前向きな気持ちで締めくくっていた。 ちなみに堀は、今後も抗がん剤や放射線治療を行わず、月1回の定期検査を受けながら会話のリハビリに取り組んでいくという。