映画『任侠学園』に伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子の出演が決定

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2019年4月24日（水） 23時38分

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　西島秀俊・西田敏行のダブル主演映画『任侠学園』の第二弾キャストが解禁され、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子の出演が決定した。

　原作は、社会奉仕がモットーの地元密着型ヤクザ「阿岐本組」が義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院や映画館など、困ってる人たちをボランティア精神で助ける今野敏による小説『任侠』シリーズ（中公文庫）。映画化第一弾は、シリーズの中でも、特に根強く愛され続ける『任侠学園』。真面目過ぎるが故、空回りしながらも世のため、人のために走り回る不器用な登場人物たちが、日本列島を笑顔で満ち溢れさせる。

　今回解禁されたのは、西島、西田の主演2人を支える阿岐本組の組員を担う伊藤淳史、池田鉄洋、佐野和真、前田航基。小物感満載のチンピラ風ヤクザの稔を伊藤、ひと目見たら忘れられない存在感を放つ料理上手の武闘派というトリッキーな男・健一役を池田、チャラ男風の金髪若手組員・真吉役を佐野、切れ者で頭脳派の徹役を前田が務める。

　さらに、彼らが理事となって再建を図る高校の生徒として、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子も登場。学園一の問題児で男勝りな性格のちひろ役を葵、ちひろの大ファンでカメラ片手に追っかけまくる不思議カワイイ系男子の佑樹役を葉山、幼なじみのちひろとは対象的に生徒会に所属する学園の優等生・・・と見せかけて実はワケアリな生徒・美咲役を桜井が決まった。

　出演が決まった伊藤は、同作について「本音で面と向かってお互いの感情をぶつけあう。そんな熱いものがたっぷりとつまっていて、本気で笑えて本気で泣ける。いまこの時代にはない、みんなが求めてくれる作品になったと思います」とコメント。葵は、「はじめての役柄で最初は戸惑いましたが、監督と相談しながら、身を任せて飛び込んでいくつもりで撮影にのぞむと、気づけば脚本ではじめにイメージしていたキャラクターと真逆なくらいになっていて、今まで演じさせていただいた役の中でも特に楽しくて好きな役になりました」と自身の役どころについて説明した。

　さらに、葉山は現場について「こんなにも多彩で個性豊かな色んな世代の方が集まっている現場は珍しかったです。撮影現場はとにかく楽しくて、毎日笑いをこらえるのが大変でした。どこから台詞なのかアドリブなのか、それが分からなくなるくらい掛け合いが面白くて（笑）作品から、現場の面白さが伝わるといいなと思います」とコメント。桜井は「美咲は闇をかかえている子で、初めて演じる役柄だったのでチャレンジでした。木村監督は現場でのひらめきから演出されることもあるのですが、ベテランキャストの皆様がそれを軽やかに笑いに変えて表現されていて、私は感動していました。クスっときて、じーんとくる楽しい作品です」と作品について語った。

　映画『任侠学園』は、2019年秋全国公開。《KT》

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