福地は、柴田家の長女・夕見子役で子役を演じた荒川梨杏から引き継ぐ形で作中に登場。夕見子(福地)は甘やかされて育ち、他の人が躊躇するようなことでも自分が正しいと信じることはズバっと言う性格。父(藤木直人)が働く農協と、農協を頼りたくないおじいちゃん(草刈正雄)の間で起こっている問題でも、思春期のなつ(広瀬すず)を心配してしまうような発言をして、家族を引っ掻き回している。
一方で、農協で働く父と農協に頼りたくないおじいちゃんの間に挟まれ悩むなつ(広瀬)に対して、「だから私には関係ない、迷惑だって言ってやればよかったのさ、あんたにだって人生を選ぶ権利はあるんだからね。なつはどっかでまだ遠慮してるんだよ」と強い口調で心配している様子を見せる一幕も。一見、自由気ままだが、どこかで夕見子なりに周囲を想った強い意志がある様子を感じさせている。今後の、なつ(広瀬)と夕見子(福地)の関係にも注目だ。