大女優・坂口良子の"おバカ"娘として脚光を浴びた杏里だが、2013年、母の死を境に転落。ホストに金をつぎ込んだり、キャバ嬢など水商売に手を染めてきた。
それから約5年、芸能界復帰をしたいという杏里と美川が初対面。芸能活動を再開しようとした理由について彼女は、「また煌びやかな世界に戻りたい」と告白。美川が「そんなに上手くいかない」とアドバイスするも、杏里は「私が決めて、私がやること」と、突き放す一幕も。
さらに、これまであらゆる仕事をしてきた杏里は「今年は芸能1本で」と宣言。
「人生ってやってみないと分からない」と抱負を述べると、55年の芸能人生を生き抜いてきた美川は声を震わせて「芸能界辞めたほうがいいわよ!」と一喝。「アナタなんかまだまだ甘い」と戒めた。
すると杏里は「売れます」「認めさせます」「私がやりたいことに対して口を突っ込まないで」など開き直り。これに美川が激怒し、一時は険悪なムードになった。
だが娘を残して亡くなった母・良子さんの話になると、思わず涙を流しながら、「またテレビに出て、どれだけ時間がかかっても、天国のお母さんにとっても自慢の娘でありたい」と決意。美川から「ここから這い上がればいい。頑張ってね」と励まされると、深々と頭を下げていた。