俳優の斎藤工が14日、都内で行われた「読売新聞」新CM発表会に出席した。 同社の新CMに出演する斎藤は、CM内で料理の腕前を披露したり、リビングのソファで新聞を読むなど、日常生活のようなナチュラルな姿を披露している。 CMキャラクターに起用された感想について、斎藤は「新聞という媒体は知性が求められるので、私で勤まるんだろうかって不安でした。昭和生まれ、昭和育ちの人間としては、新聞は昭和から平成、新しい時代へと受け継ぐべき情報源の一つだと思っているので、とても光栄ですね」と話した。 「新聞の魅力」については、「毎日読んでいくと、色んな情報がつながっていくんですよね。紙や印刷のにおいとか肌触りとか、人間の感覚嗅覚と記憶ってリンクしてるなって思います」とアピールした。 新CMが公開されると、「生活と新聞の距離みたいなものがナチュラルに描かれた、自然なCMに仕上がっていると思います」とにっこり。 CM内で挑戦している料理について「普段もする?」と聞かれると、「バックパッカーをしてた時に、海外で食べて印象的だった料理を再現するというメニューを何個か持っています。スペインのパエリアとか、シンガポールのバクテーというスープは簡単ですね」と料理の腕前を明かした。 また、本日が「平成最後のバレンタインデー」であることにちなみ、幅54cm×高さ81cmの「新聞型の特大チョコ」を贈られると、「すっごいですね」「ホワイトチョコですね」と驚き顔。 「バレンタインの思い出は?」との問いには、「全然モテなくて、中学の時に、本当に義理って分かる感じのチョコをいただいてた気がします。書いてないのに、『義理』っていう活字が見えるくらいの義理チョコでした」と苦い思い出を披露。 「僕の中学校は3年間、スポーツ刈りで、当時の自分はスポ刈りが似合わなくて、マッチの燃えカスみたいな状態だったので、そんなに華やいだ記憶はありません」とふり返り、笑わせた。 「女優さんからはもらう?」とふられると、「現場の女優さんからは、オフィシャルなパブリックな差し入れみたいなものの体験はありますけど、個人でもらった記憶はないです」と明かした。 一方、「昨日ベッキーさんが結婚しましたが」と、自身の主演映画で共演したベッキーへの祝福コメントを求められると、「手放しに嬉しかったですね。(共演した)映画の中で、女優さんとしての能力がものすごく高くて、一緒にお仕事ができてうれしかったです」と笑顔でコメントした。