番組では、参加芸人が「大喜利」「ギャグ」「モノマネ」などの即興芸のお題が書かれたイスを使って、イス取りゲームを行い、座れなかった芸人が「このお題で、この人になら勝てる!」という相手を選び勝負。審査員の判定の結果、敗れた芸人は即脱落していくという、先輩・後輩も関係ない、過酷なお笑いイス取りゲームだ。
通常は10名の芸人が参加するが、今回は平成31年のスペシャルとあって、総勢31名の超豪華芸人たちが意地とプライドをかけ、白熱バトルを繰り広げる。参加するのは、「Mr.座王」の異名をもつ笑い飯・西田幸治、M-1グランプリ王者の霜降り明星をはじめとする座王出場経験者からの選抜メンバーに加え、キャイ~ン・ウド鈴木、ずん・飯尾和樹、トレンディエンジェルら座王初挑戦のメンバー。漫才やコントなど作り込んだネタではなくその場で思いついた即興ネタを競い合うことで、芸人たちのなかなか見ることのできない即興力が試される。
さらに、今回はレギュラー放送にはない、敗者復活戦も。また、スペシャルの審査員長は板尾創路。レギュラーで頻繁に審査員長を務めている相方のほんこんはドローを連発させているが、果たして板尾はどのような判定を下していくのか?
4時間という長時間に及んだ収録の後、MCの千原ジュニアは、「スケールがいつもの3倍ともなると、面白いメンバーがたくさんいました。“座王”は、普段の生活をどれだけ芸人として過ごしているかっていうのが出る番組でもあるので、面白いです、みんな。これを生で見て感じられて、楽しかったです」と興奮した様子で感想を語った。また、今回公私ともに関係が深い板尾創路が審査員長を務めたことについては、「的確であり、審査員長のツボが明確なので、その辺がぶれないですよね。全員納得じゃないですか」と話した。
『千原ジュニアの座王~31人!新春即興王SP~』(カンテレ)は、1月2日よる11時40分から放送(※関西ローカル)。