「世界バレー」は4年に1度のバレーボール世界一決定戦で、今大会は2010年以来、8年ぶりに日本で開催される。TBS系では、9月29日から10月4日に行われる1次ラウンドの日本代表戦全試合および10月7日から11日の2次ラウンドの模様が生中継されるが、この日、同放送の制作発表も行われた。
中田監督は「アジア大会では結果が残せず、不本意な結果となりましたが、選手たちもいろんな想いで、ここにいると思います。今シーズン最後の大会となる『世界バレー』でいい結果が残せるように頑張りたいと思います」と意気込みをコメント。また、キャプテンの岩坂名奈選手は「キャプテンとして選手を鼓舞することは勿論ですが、しっかりとコートに立って自分のプレーを引き出していきたい。目標はメダル獲得です」と語り、今季代表デビューした黒後愛選手は「チームの皆に助けていただいてここまでやってきました。どんな状況でも力強いスパイクを打ちたい」と、勝負に挑む心づもりを述べた。
また『2018世界バレー女子大会』で解説を務める川合俊一は「『世界バレー』は1つずつ勝っていかないといけない大会なので、1敗すると厳しい戦いを強いられる。まずはプールAを全勝でいって欲しい」と激励し、同じく解説の大林素子は「8年前にメダルを取った時、中田監督とご一緒させていただいてまして、メダルっていいよねって語りあったのを覚えています。ですから2020年にも繋がる大会となるように是非メダルを目指していただきたい」とエールを送った。
会見場には多くの報道陣に加え、70名の一般バレーボールファンも招かれ、中田監督の誕生日である“クミの日”(9月3日)を一緒に祝いながら、日本代表選手と共に「世界バレー」での活躍を願った。『2018世界バレー女子大会』は、9月29日開幕。