清原は、プロ野球で西武ライオンズに入団。輝かしい実績を残して巨人に移籍するも、その後、重圧と屈辱を味わった。同著にはそうした栄光と転落そして挫折の記録がなされるほか、誰もが知る盟友・桑田真澄とのドラフト事件についても触れられる。また、「長嶋さんは野球よりファンのほうが大事なんじゃないかと思いました」...清原がそう感じた理由とは?
メジャーリーグのダルビッシュ有投手が、自身のブログで同書について、「素直で弱音も吐きながら自分の過去を話していて人間らしさが見れてすごく良かったです!」と感想を記した上で、「さぁ皆で清原さんのセカンドチャンス、応援しましょうよ!」と熱いエールを送ったほか、スポーツライター時代に清原を取材していた乙武洋匡もSNSで「苦しい時に逃げてしまう。甘えてしまう。その弱さはどこから来るのか。その弱さはどうしたら克服できるのか。稀代の英雄にも、私自身にも、まだその答えは見つかっていない」とコメントするなど、著名人からも反響が大きい同書。
累計発行部数10万部突破について清原は、「今、自分がどういう状態で、これまでの人生をどう考えているのか。なるべく、ありのままを告白したつもりでしたが、それでも、思ったことが言えたのか、世の中に残すようなものなのか、自信がありませんでした。ただ、こういう状況にある自分の言葉に、まだ目を向けてくれる人がいるというだけでありがたいです」とコメントを残している。『清原和博 告白』は、現在、全国の書店などで販売中。