サッカー日本代表の乾貴士選手が、20日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演。ワールドカップ(W杯)ロシア大会 ポーランド戦の戦術を振り返った。 一次リーグ最終戦。ポーランドと戦った日本は試合終了10分前から決勝トーナメント進出を優先しようとボール回しに終始。会場からはブーイングが起きるなど物議を醸した。 だが乾選手はこの試合運びについて「あの時はもう、あれしかなかったです、僕たちには。あの勝ち方しか、あの上がり方しか、この試合に関してはなかった」と言及した。 すると坂上忍が、大会後の乾のコメントとして、「あえて子どもに見て欲しい」という発言を紹介。その真意を聞くと彼は、「こういう勝ち方じゃなくて、正々堂々と勝てるようなサッカーをしたいと思ってもらえたら」と告白。次世代を担う子どもたちへの「良い教訓」にしてほしいと明かした。 日本初のベスト8を賭けたベルギー戦では2点目となるゴールを決めた乾。だがその後まさかの3失点で逆転負け。2点先制したときは「正直いけると思いました」と確信したと言い、あとで他の選手にも聞くと同じように「ベスト8がチラついた」と語っていたという。 大会を終えた感想を質問されると、「正直、なんか辛いですね。楽しかったですよ。すごい良い経験したなあと思いますけど、やっぱりベスト8がすぐそこまで来てたのに……」と悔しがっていた。