広島、岡山、愛媛など西日本各地に甚大な被害をもたらした豪雨。死者は13府県で200人にのぼっている。だが大雨への警戒が呼びかけられていた先週木曜、自民党議員が赤坂の議員宿舎で「赤坂自民亭」と称する宴会に出席。これに対し野党側は「危機意識が本当にあるのか」と非難の声を上げている。
太田はこのニュースを踏まえ、広島のテレビ局RCC(中国放送)の横山雄二アナウンサーがラジオで語っていた話を明かした。それによれば、被災現場ではボランティアの気持ちが先走りすぎたり、被災者も「なんでこっちに来ないんだ」など救援や物資の不足を嘆く者もいるとしながら、「(被災者の周りには)今は敵はいません、全員が広島に、岡山に集まっているんだから。だから、怒ってる時間がもったない。それをとにかくなくしたい」と発言していたという。
続けて太田は、自身も、東日本大震災発生時、同様のことを考えていたと言及。「福島がああなっている時、もうすでに(陣頭指揮を執っていた)民主党の揚げ足取りを(他党が)やり始めてたじゃないですか」と振り返り、「こういう時になんで一枚岩になれない?こういう時は置いといて、オールジャパンになったほうが良い」と訴えていた。