吉田羊、野村周平、玉木宏、大久保佳代子、広末涼子、唐田えりか、鈴木おさむ監督らが12日、都内で行われた映画『ラブ×ドック』公開記念舞台挨拶イベントに出席した。 吉田羊の映画単独初主演作であり、鈴木おさむが初監督を務めた同作は、遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック「ラブドック」を舞台に、出会い多き女でありながらいつもうまくいかず、恋に仕事に悩みが尽きない剛田飛鳥の姿を描く“大人のため”のラブコメディ。 主人公の剛田飛鳥を演じた吉田は、「キャラクターの濃い人たちの中で、お芝居に反応するだけで世界が成立するという贅沢な環境でお芝居をさせていたいて感謝しています。この先、私が恋愛映画をやることはないと思うので、いい経験でした」と感謝を語った。 本作に登場するさまざまな“キス”にちなみ、「理想のキスのシチュエーションは?」と聞かれると、「私は髪形を変えた時に、『髪形変えたの? 可愛いじゃん』って触られながらチュッてされるのがいいですね。唇とか頬とかオーソドックスではないところにキスをされることで、自分のパーツすべてを愛してくれていると感じますね」と答えた。 広末は「私は二つあって、一つは結婚式の誓いのキス。あれって短くてもキュンとするし、長すぎるとこっちまだハラハラするっていう、一生の憧れですね。もう一個は、毎朝の『いってらっしゃい』のチューです」とにっこり。 唐田は「私も広末さんと一緒で、『いってらっしゃい』のチューか『おやすみなさい』のときにしてもらいたいなって思います」と発表。すかさず大久保が「『おやすみなさい』の時は、もう横になってる状況?」と突っ込むと、唐田は「(起きていても)どっちでもいいです」と照れ笑いを浮かべた。 また、本日47歳の誕生日を迎える大久保に対し、大久保の愛犬「パコ美」を模した“ラブドッグ”ケーキがサプライズで登場すると、大久保は「パコ美ちゃんが乗っかってる~」と大喜び。 さらに、吉田が大久保の頬にホイップクリームを塗り、ホイップクリームに“お祝いのキス”をすると、大久保は「なんで羊さんなの~、男優陣いっぱいいるじゃん」とツッコんで笑わせつつも、「ありがとうございます。嬉しいです」と笑顔を見せていた。