ミュージシャンの竹原ピストルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた第68回NHK紅白歌合戦のリハーサルに登場した。 今年初出場となる竹原は、CMでもおなじみの楽曲「よー、そこの若いの」を披露する。「初出場の実感はある?」と聞かれると、「まだ落ち着いてはいますけど、当日はどうなるか分からないですね」と本番のステージを控えた心境を語った。 「年配の方など、紅白で初めて竹原さんの曲を聴く方もいると思いますが」と視聴者へのメッセージを求められると、「僕が歌に込めている思いとかメッセージはありますが、それが伝わる伝わらないは僕にとっては二の次で、僕がお客さんの前で演奏して、僕が歌をどんだけ好きかというのがお伝えできたらいいんじゃないかなと思います」と話した。 ダウンタウンの松本人志が監督した映画『さや侍』で主題歌に抜擢されるなど、松本がその才能に惚れ込んだことでも知られる竹原。松本とは長きにわたり親交があるというが、「松本さんから(紅白出場の)祝福メールは来た?」と質問されると、「松本さんに良い知らせができるときは、メールをずっとさせていただいているので、今回も『おめでとう』って言ってくださりました」と明かした。 「松本さんは大晦日に裏番組で奮闘していますが、視聴率で争わなきゃいけないのでは?」とふられると、「その辺はまったく意識していないです(笑)。僕が言うのもおこがましいですが、お互いに必死こいてやっていればきっと皆さん喜ぶのではないかなと思います」と答えて、笑いを誘った。