年末恒例のTBS『第59回輝く!日本レコード大賞』が12月30日(土)よる5時30分より生放送。2017年の「日本レコード大賞」候補となる各賞受賞者と楽曲が決定。受賞会見が行われた。※ほかの写真を見る 優秀作品賞は、三浦大知など10組が受賞。秋元康プロデュースグループからはAKB48、乃木坂46、欅坂46の3組が受賞した。 乃木坂46と欅坂46の優秀作品賞受賞は初。「今までいただいてきた賞とまた違う意味を持っていると感じている」と感想を述べた乃木坂の桜井玲香。 「結成された頃は準備されたものをやるだけで精一杯だった。最初の頃は、何かをつくるという感覚が芽生えていなかったんですけど、いろいろな経験をしてやっと自分たちでこうしていきたいという感情もここ2、3年で芽生え、6年間経って作品賞という名前の賞をいただけたことが私達を認めていただけたような気持ちがして嬉しいです。今年は東京ドームを経験して、メンバーと『もう一段上に行けるように改めて頑張りたいね』と気持ちをひとつにできた年だったので、この賞をいただけたことに感謝しつつ、それに恥じないように活動を続けていきたいと改めて感じました」と意識が一層高まったようだ。 一方、欅坂46は、「当日披露する『風に吹かれても』という楽曲は、『人生そんなもんじゃん、今を楽しもう』というメッセージが込められているので、観てくださっている方にも前向きな気持ちになっていただけるようにパフォーマンスできればと思います。まだまだ未熟なんですけど、感謝の気持ちを込めて、この賞にふさわしいグループになれるように当日まで準備して参りたいと思います」とコメントした。 今回、企画賞を初受賞したTHE ALFEE のメンバーで構成されたThe KanLeKeeZ(ザ カンレキーズ)。高見沢俊彦は、「名前を変えたら賞をいただけました(笑)」と笑いを誘い、「最年長でデビューしたので新人賞を狙っていたのですが、さすがに無理だった(笑)。非常に戸惑っておりますが、一番戸惑っているのは誰よりも派手な衣装を着ているのが僕らということ」の言葉通り、会見に登場した誰よりも派手な衣装が目を引く。 そして、「我々が子供の頃に大好きだったグループサウンズを現代に音で蘇らすことができたこと、それを評価していただいたことが嬉しいです。我々の大先輩であるかまやつひろしさんも天国で観てくれているのかなと思いますので、当日は思い切りパフォーマンスしたい」と喜びと意気込みを語った。 また、三浦祐太朗は母親・山口百恵のカバーアルバム「I’m HOME」で企画賞を受賞。今年「ダンシング・ヒーロー」が再ブレイクとなった荻野目洋子は、「さっき、三浦さんに山口百恵さんの存在がなければ歌手を目指していませんでした、とお話ししました」と三浦と視線を交わした。荻野目は、番組で登美丘高校ダンス部と一緒にパフォーマンスを披露する。 新人賞は4組。ハロープロジェクトのつばきファクトリーも受賞している。 各受賞者と曲は以下の通り。その他、今年3月に亡くなった、かまやつひろしも特別功労賞受賞に選ばれている。 30日の番組司会は、昨年に引き続き、安住伸一郎TBSアナウンサーと天海祐希が努めることが決定した。【優秀作品賞】「インフルエンサー」乃木坂46「EXCITE」三浦大知「男の絶唱」氷川きよし「男の流儀」三山ひろし「風に吹かれても」欅坂46「キラキラfeat.カンナ」AI「手をつなぐ理由」西野カナ「願いごとの持ち腐れ」AKB48「LIFE」AAA「RAIN」SEKAI NO OWARI(※曲名50音順)【新人賞】つばきファクトリー中澤卓也NOBUUNIONE(※アーティスト名50音順)【特別賞】阿久悠安室奈美恵「ダンシング・ヒーロー」荻野目洋子/大阪府立登美丘高校ダンス部ゆず和田アキ子(※50音順)【作曲賞】杉山勝彦 「ずっと、ふたりで」家入レオ など【作詩賞】徳永英明 「バトン」徳永英明【編曲賞】田中ヤスタカ 「良すた」「原宿いやほい」きゃりーぱみゅぱみゅ など【最優秀アルバム賞】「THE KIDS」Suchmos【優秀アルバム賞】「がらくた」桑田佳祐「デラシネ」クミコwith風街レビュー「ナイトライダーズ・ブルース」高田漣「ライヴ・イン・モントリオール」上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ(※アルバム名50音順)【企画賞】「I’m HOME」三浦祐太朗「お義父さん」はなわ「G.S. meets The KanLeKeeZ」The KanLeKeeZ「SEIKOJAZZ」松田聖子「美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック」「船村徹 トリビュートアルバム~永遠の船村メロディー~」(※タイトル名50音順)【最優秀歌唱賞】天童よしみ【日本作曲協会選奨】杜このみ【特別顕彰】大月みやこ