■4機種のAndroid Oneスマホ
冬春モデルに追加された4機種のスマートフォンは、いずれもGoogleとのパートナーシップで実現したAndroid Oneシリーズ。「Googleアシスタント」「Googleフォト」「Googleマップ」「YouTube」といった厳選アプリのみを搭載しており、シンプルで使いやすい。また、常に最新のAndroid OSのバージョンを利用できるなどのメリットがある。

X2(HTC製)はメインとサブの両方に有効画素数約1,600万画素のカメラを搭載したモデルで、肉眼に近い自然な色味ある写真撮影が可能。端末下部を片手で握るだけで特定のアプリや機能を起動させる「Edge Sense」を搭載するなど、HTCならではのチューニングが施されている。12月7日に発売する。

X3(京セラ製)は同社オリジナルの割れにくい高強度ディスプレー「ハイブリッドシールド」を採用したモデル。防水・防じん、耐衝撃性、指紋認証、FeliCa、赤外線、ワンセグなどに対応している。1月下旬以降の発売を予定。

S3(シャープ製)は、約5インチのフルHD「IGZO液晶ディスプレー」を搭載したモデル。「S-Pure LED」バックライトにより色の再現性が高められている。2,700mAhのバッテリーを搭載しており、3日間以上の電池持ちを実現した。1月中旬以降の発売を予定。

S4(京セラ製)もX3と同様、独自の割れにくい高強度ディスプレー「ハイブリッドシールド」を採用。ぬれた手や手袋を着けた状態でも操作が可能なため、屋外でのレジャーなどでも快適に利用できる。2月上旬以降の発売を予定。

■タブレットとケータイも投入
10インチと8インチのタブレット端末、折りたたみ式の4Gケータイについては以下の通り。Lenovo TAB4(レノボ製)は、約10インチのディスプレーを採用したモデル。フルセグの視聴に対応している。本体に搭載された2つのスピーカーにより、迫力のあるサウンドを実現した。3月上旬以降の発売を予定。

MediaPad M3 Lite s(ファーウェイ製)は、約8インチのタブレット。厚さ7.7mmの薄いボディーにメタル加工を施したラウンドフォルムを採用している。ファーウェイ独自のサラウンドシステムである「SWS 3.0」に加え、スピーカーを本体に2つ搭載。「Harman Kardon」の音響技術も備えている。3月上旬以降の発売を予定。

DIGNOR ケータイ2(京セラ製)は、防水・防じん、耐衝撃性能に対応した4Gケータイ。音声を聞きやすくする「でか受話音」、充電を85%までに抑える「バッテリーケアモード」に対応。LINE、ラジオ、歩数計、タブレットとの連携機能などを利用できる。12月7日に発売する。

■サポートをさらに充実
ワイモバイルでは、これまで「通話もネットもコミコミで月々1,480円」などの謳い文句で利用者を拡大、格安SIMサービスの普及に貢献してきた。記者説明会に登壇したY!mobile事業推進本部の寺尾洋幸氏は、第三者機関の「市場シェアNo.1」「スマートフォン顧客満足度No.1」といった評価をあらためて紹介。現在、全国に展開する約1,000店舗のワイモバイルショップにおいてサポートをさらに充実させるとともに、Androidスマートフォンの取り扱いに熟知したandroid Ambassadorを今年度末までに全国で600名まで増やすとアピールした(11月時点では約350名が登録されている)。
