
■イケメンぞろいのFFキャラクターに夢中
新作ソフトのなかで私が一番に飛びついたのが、来年1月11日に発売されるスクウェア・エニックスの『ディシディア ファイナル ファンタジー エヌティー』。同作は、歴代ファイナルファンタジーシリーズのキャラクターが登場するパーティ対戦型アクションゲームで、とにかく登場キャラクターがみんなイケメン!

試遊では、私をふくむ女性3人対男性3人でオンラインバトル。私は「零式」の主人公のひとり、カード使いのエースを選択。美少年すぎてニヤニヤが止まりません。

そして、1戦目スタート! フィールドを動き回りながら敵軍とバトル。キレイな映像で動きも滑らか。臨場感たっぷりです。


操作方法を確認しながら慎重にプレイしていたら、あっけなく敗北……。

負けたままでは終われないと、スタッフの方に操作方法を教えていただき、2戦目は「VII」のラスボス、セフィロスを選択。クールな表情がステキ。


操作が意外と簡単で、覚えてしまえばこっちのもの。見事、女性チーム勝ちました!

しかも個人ランキング1位! やっぱセフィロスだな!
■二次元キャラと個室でイチャイチャ
イケメンキャラにうつつをぬかし、勢いがついてしまったコマツ。物足りず、KlabGamesのスマホ用リズムアクションゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』のブースにも行ってきました。同作は、“うたぷり”の人気楽曲をリズムアクションゲームとしてプレイできたり、オリジナルストーリーを楽しめるほか、ホーム画面に登場するお気に入りのキャラクターをタップすると親密度がアップするというもの。普段からスマホでプレイしているのですが、この日は、大画面で登場キャラに触れられる個室が登場。

私は、お気に入りのキャラクター・一ノ瀬トキヤくんを選択。頭をなでたり頬をタッチしてみたり。ベタベタつんつん触りすぎて、「スキンシップが激しすぎます!」と、トキヤくんに怒られちゃいました。怒った表情もかわいい(笑)。

最初は「触らないでください」って言っていたのに、最終的に「好きな人に頭をなでられるのも嬉しいですね」って言ってくれるトキヤくん。癒やされる……。
■匂いも体験できる最新VR
二次元イケメンを堪能したところで、昨年から話題のVR/ARコーナーも体験。とくに今年注目を集めていたのが、「東京ゲームショウ」初出展となるVAQSOの匂いを出すデバイス「VAQSO VR」。同製品は、「スニッカーズと同じサイズ」の薄いデバイスで、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)に取り付けて使用。ブースには、スクウェア・エニックスをはじめとする国内外9社とコラボした9つの「VAQSO VR」コンテンツの試遊コーナーが登場。各コンテンツに合わせて、チョコレートの甘い香りや犬の香りなど、さまざまな香りが体験できるようになっていました。

私は、日本の風景の中を案内役の女性にリードされて歩くというAOI Proのコンテンツ『VR Private Tour』を体験。HMDに映る大自然の映像に合わせて、オリジナル歩行装置、ハンドデバイス、風、ミスト、そして、「VASQO VR」による匂いが作動。案内役の女性のシャンプーの香りや森林、湖の香りがふわっと香ってきて、大自然でのデート気分(?)を味わえました! これで案内役が二次元イケメンだったらと思うと、森林の中であんなことやこんなことが……と、妄想が広がります。

匂いだけでなく、バイタルセンシング(脳波計など各種センサーによって測定する技術)によって、視線や感情も可視化。「瞑想」「集中」「不満」など、歩行する場所などによって感情の動きもモニタリング。猜疑心からか、スタート直後の私の感情は「不満」だらけでした(笑)。
AOI Proといえば、テレビCMを中心に手がける業界トップクラスの企業。担当者によると、バイタルセンシングは映像を見たときの感情の動きを把握できるため、観る人がどのシーンに興味を示すかなどの効果測定ができ、CM制作に役立てられるそう。『VR Private Tour』については、「現実をシミュレーションすること」をコンセプトに、今後は商業施設や旅行会社、医療施設などへの活用を見据えているとか。「とくに医療のシーンでは、『VR Private Tour』を体験することでリフレッシュできたり、歩行のリハビリも行なえるようにしていきたいです」(担当者)。
■恐怖で泣きそうになるサメのVR
そして、私が一番興奮したのが、デジタルワークスエンターテイメントのVRゲーム『SHARK』。HMDを付けると360°海の映像。プレイヤーは一枚板の上に乗っているという設定で、専用パドルを漕いで海岸を目指します。と、突如板のまわりに現れるサメ。パドルで叩いて退治するのですが、いきなり食い殺そうと飛びかかってきて、その瞬間が恐すぎです。


パドルをブンブン振り回しながら、「うわぁ~、うわぁ~、こっちこないで!」と叫びっぱなしの私。あまりの必死さに、スタッフの方も大笑いでした。海とサメだけというシンプルな設定なのですが、ひとり取り残された孤独感もあって、本当に怖かったです……。
このほか、アイドル曲にあわせてサイリウムをふるVRゲームや、映像にあわせて温度が変化したり、痛みを体験できるコントローラーなどを試遊しましたが、今回の収穫はやっぱり、『ディシディア ファイナル ファンタジー エヌティー』。毎日二次元イケメンキャラに会えるなんて、発売日が待ち遠しいです!
<プロフィール>
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小松美咲(こまつ・みさき)。
サンミュージックプロダクション所属。「ミスFLASH2012」グランプリ。今秋発売予定の「skier2018」(山と溪谷社)にも登場。全国展開の美容院TAYAの「TAYA NEWMODE 2018」イメージキャラクター、浜松市親善大使「やらまいか大使」も務める。