■高速通信788Mbps対応/Android 8.0搭載
発表会の壇上にはいつものように代表取締役社長の吉澤和弘氏が上がった。冒頭、吉澤氏は同社の中期事業戦略のスローガンである「beyond宣言」に沿って、今回のイベントで発表する端末やサービスが取り組みを着実に実現してきた成果であると強調した。

発表された今期の新しいスマホ・タブレットは合計15モデル。予約販売は10月18日からスタートした。

うちプレミアム商品群の4機種が受信時最大788Mbpsの通信速度を実現している。2017年夏モデルのラインナップも4機種がソフトウェアアップデートにより対応するため、スマホにWi-Fi Stationを合わせた計8つの788Mbps対応モデルが揃うことになる。
4つの周波数帯を束ねたキャリアアグリゲーション「4CA」対応には今期発売の5機種が対応。10月下旬からサービスをスタートさせ、11末までに全国480都市に利用可能エリアを広げる。対象機種はGalaxy Note8、Xperia XZ1、Xperia XZ1 Compact、V30+、JOJO L-01K。2017年夏モデルのXperia XZ Premium、AQUOS RもOSバージョンアップで対応を予定する。
Android OSの最新バージョンである、Android 8.0はXperia XZ1、Xperia XZ1 Compact、V30+、JOJO L-01Kの4機種が発売時から搭載する。今期発表の新製品のほか、ドコモで販売する合計21機種が2017年12月以降にバージョンアップできるようになる見込みだ。


■今期の注力機種は
吉澤氏が今期の注力機種として掲げたモデルは、別項でお伝えしているGalaxy Note8、Xperia XZ1、Xperia XZ1 Compact、V30+、ならびにZTE製の2画面スマホ「M」だ。
ドコモのラインナップとしては5年ぶりに復活する「JOJOスマホ」も登場。型番は「L-02K」で、ベースの端末はLG製。人気コミックス「ジョジョの奇妙な冒険」の世界観を反映させたコラボモデルだ。「特に今年は原作の連載開始から30周年のアニバーサリーになるため、ヒストリカルなコンテンツを充実させた力作に仕上げたい」と吉澤氏が宣言した。本日の発表会では外装のイメージがつかめる程度のモックアップだけが展示されていた。発売は2018年1月以降。詳細はまた別に発表の機会が設けられるようだ。

コラボモデルとしてはほかにもディズニーモバイル on ドコモ「DM-01K」がある。こちらもベースの端末はLG製。2018年はミッキーマウススクリーン上映から90周年。ウォルトディズニーのセレブレーションイヤーに特別モデルを用意した。高級感のある特別BOXに入れた状態で販売される。発売時期は2018年1月を予定。
ドコモオリジナルのタブレット「dtab」も新製品が登場する。型番はd-01K。本体が防水・防塵対応になったことがポイント。計量化も図った。動画・音楽コンテンツの視聴体験が向上するよう、harman/kardon製のクアッドスピーカーも内蔵した。