EDGE SENSEを使っている中で、カメラ性能の素晴らしさにも驚いた。最近のスマートフォンカメラはiPhoneをはじめとしていずれも美しくなったものだが、このU 11に搭載されているカメラはその中でもトップクラスに美しい印象。特に夜景ではその真価を発揮する。こちらは筆者のiPhone SEとU 11で同じ場所を撮影した写真の比較。
U 11にて撮影

iPhone SEにて撮影

U 11にて撮影

iPhone SEにて撮影

明らかに、U 11の方が採光量が多く、明るくクッキリと撮影できていることが分かる。夜景を撮影したことのある方ならわかると思うが、暗い中でこれだけ被写体を鮮明に捉えることは正直難しい。これはF値1.7の高精細カメラを搭載しているからこその仕上がりと言えよう。また、EDGE SENSEによるカメラ起動が高速であることはお伝えしたとおりだが、ピント調節もかなり速い印象。「ウルトラスピードオートフォーカス」機能を搭載しているので、撮影したいという意思を抱いてから被写体を捉えて撮影するまでが驚くほど滑らかだ。
◆オーディオ品質にも強いこだわり
指名買いも多くなってきたハイレゾ。U 11はハイレゾ音質に対応していることはもちろん、ユーザーの耳にあわせて最適なハイレゾ音質を届ける仕様になっている。
まずは同梱されているイヤホンを装着し、「設定」から「Uソニック・ハイレゾ」を選択すると、端末がユーザーの耳を解析。カスタマイズ前はやや高音が弱いような印象があったが、カスタマイズ後は驚くほど精細に再生されていることが感じられるようになった。このあたりは個人差もあるだろうが、低音もカスタマイズ前と比べてより重く響くようになった印象だ。
また、ノイズキャンセル機能も搭載。電車や人混みの雑音については概ねカットされている印象だが、子供の高い声が響いた際などはどうしても少しだけ入ってくるように感じられる。ただし、ノイズキャンセル機能を搭載した他の多くのヘッドホンやイヤホンでも同様の問題は感じられる傾向にあるので、この部分については平均点といったところか。
◆新機能は良好!あとはデザイン面とサイズ感が課題か
ここまで色々と見てきたU 11だが、結論としてスペック面や新機能であるEDGE SENSEには一定の評価を与えたい。動画編集をしてもサクサクと動くハード、そして握るだけでカメラ撮影をはじめとした操作ができるEDGE SENSEは実に便利だ。慣れてしまえば快適に使える機種だろう。
一方で、冒頭でもお伝えした通り、ややデザインの高級感という面ではiPhoneやGalaxyに劣る印象。毎日持つものだけに、所有欲を満たす端末であればより商品としての価値が増すだろう。また、大きすぎて握れないという問題も、今後快方に向かって欲しいところだ。新たなアプローチであるEDGE SENSEの快適さを万人が享受できるよう、もう少し画面サイズの小さな端末もあってよいかもしれない。