女優の杏、石田ゆり子、篠原涼子、樋口可南子、宮沢りえが資生堂の新CMキャラクターに決定。新プロジェクト発表会に登場した。 資生堂は、顔のシワが気になって思い切り笑えない女性が多いというアンケート結果を受け、シワを改善することで表情溢れる素敵な女性になるよう貢献していく新プロジェクト「資生堂 表情プロジェクト」を4月20日よりスタートする。 出来上がった新CMを見た樋口は、「みんなキレイ!笑った顔以外も、怒った顔や泣いた顔があってもみんな清々しい。心がすごく活性化されているような表情と映像で、とても楽しい仕事が始まったな、という気がしています」と笑顔で期待感を述べた。 CMでは、表情のアイコンとして、絵文字を使用。普段よく使う絵文字を聞かれた石田は、「ものすごく笑っている絵文字や怒っているものを使いますね。絵文字って自分の気持ちを代弁してくれるので、絵文字だけで会話をすることもあります。感情を態度や言葉で表すのは、大人になると遠慮してしまって出来なかったりする。だから絵文字に喋ってもらう」と絵文字を使いこなしているようだ。 杏も、「困り顔の絵文字にピースをしている手の絵文字をつけたり、顔と手の絵文字を組み合わせたりします。真剣な顔にガッツポーズとか、言葉以上のものをやりとり出来ると思って、けっこう使う方ですね」と絵文字を多用している様子。 一方、篠原は、「絵文字だと伝えられるけれど、実際の言葉や表情で表すのが難しいと感じるときはある?」という質問に、「私はどちらかというと言葉にして言ってしまう方なので、(言葉や表情で)表しすぎ!みたいなハッキリしているかもしれないです」と回答。「でも、ここは『そうですね~、難しいときもありますね~』って応えが欲しかったんですよね……?私はハッキリ言う方ですみません」と質問の意図を考え恐縮すると、MCが「そんなことないですよ!素直に言っていてだいていいんです」とフォロー。素直な篠原の返答に会場の報道陣、関係者から笑いの声があがった。 宮沢は、豊かな表情を生み出すために心がけていることについて、「お芝居では、自分が演じようと思わなくても、その相手の表情や想いをよく観ているだけで湧いてくる感情がある。例えば美術館で絵を観ても、1枚1枚通り過ぎて観るのかじっくり観るのかで、感動の泉から湧くものが違う気がする。だから、相手や目の前にあるものに集中することが自分の表情の豊かさに繋がると思う」とコメント。 さらに、「人生を彩るのは、表情という絵の具なのかな。たくさんの表情を持っている方は、人生がカラフルだなと思います」と女優ならではの感性豊かな表現をした。 また、普段の生活で思わず豊かな表情がでてしまったエピソードについてもトーク。 石田は、最近難しい料理に挑戦して、とても上手くできたときに満面の笑みになったことを挙げた。しかし、何を作ったのか聞くと「ちょっと言えません」と石田が隠すため、他の女優陣も「気になる」と身を乗り出す。「まだちょっと言えない……」と笑いながら濁していたが、照れつつも「オニオングラタンスープ。私にはまだハードルが高くて緊張して作ったんですが、ものすごく上手くいったので、今度ごちそうします」とチャレンジした料理名を打ち明けた。 杏は、最近思わず笑顔がこぼれたことについて、「子どもが、“いただきます”と“ごちそうさま”の時に手を合わせることを覚えてくれて。でも同時に拍手も覚えたので、手を合わせると毎回拍手をしちゃうんですよ(笑)。それを見るたびに面白いな、と思います」と、微笑ましいエピソードを披露。 そして宮沢は、「プライベートで料理をしたり絵を描いたりしているときに、真剣度が増すとなぜか顎が出ることを指摘されて(笑)。なんなんでしょう、気合いなんですかね。子どもの頃からそういう癖があります」と、意外な一面があることを明かした。 新CM「資生堂 表情プロジェクト 宣言篇」は本日20日よりオンエア。発表会に登場した5人に加え、真木よう子も出演する。