世界各国で設定を変えて何度も映画化されたことでも知られるフランスの作家ピエール・ショデルロ・ド・ラクロによる恋愛心理小説『危険な関係』が2017年10月にBunkamuraシアターコクーンにて舞台上演されることが決定。合わせて、キャスト情報も発表された。 『危険な関係』は18世紀のパリを舞台に、メルトゥイユ公爵夫人とヴァルモン子爵が少女セシルを誘惑して堕とすために恋愛ゲームを仕掛ける物語。稀代のプレイボーイ“ヴァルモン子爵”には、待望の4年ぶり2度目の舞台出演となる玉木宏。社交界の華で妖艶な貴婦人“メルトゥイユ公爵夫人”に鈴木京香。そして、ヴァルモン子爵とメルトゥイユ公爵夫人の仕掛ける恋愛ゲームに翻弄される貞淑で信仰の篤い“トゥルヴェル法院長夫人”に野々すみ花が挑む。演出は日本初登場となるロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身のリチャード・トワイマンが担う。 ヴァルモン子爵役の玉木は“稀代のプレイボーイ”という役柄について「ヴァルモン子爵は登場人物の心と肉体を動かす役どころになるので、自信や野心に満ち溢れてはいるけれど、ピュアな一面も持ち合わせたヴァルモンという男の人生の機微を大切に臨みたいと思います」とコメント。外国人役は初めてとなるようだが「直接的な喜劇ではなく、人間が絡み合い、喜劇と悲劇が混在するストーリーだと感じており、このストーリーを届けるには、この時代背景が必要な作品だと思っているので、外国人役に戸惑いはありません」と語った。 悪女・メルトゥイユ公爵夫人を演じる鈴木は、「外国のコスチュームを違和感なく纏うだけでなく、社交界に君臨する女性としての知性と貫禄も必要な役です。トワイマンさんには文化の違い以外にもたくさんの質問をして役を作りたいと思います」と役作りについてコメントしている。
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