まずは商品の陳列棚からチェック。カップヌードルが緑色主体のパッケージということでかなりの違和感がある。
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原材料名には、明確に抹茶の文字。嫌な予感がする。
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パッケージには、歌舞伎や相撲、招き猫など、日本らしいイラストが散りばめられており、完成度は高い印象。普段のカップヌードルよりもゴージャスだ。それでは早速開封してみる。
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スープの粉末が緑であることは予想していたが、なんと麺まで緑色。ちなみに、開封して香りを嗅いでみたが、思ったほど抹茶の香りはしない。どちらかと言うと、シーフードが強めの印象だ。お湯を注いで、いつもどおり約3分待機。
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完成。白濁したスープに、やや緑がかった油が浮いているが、不思議と嫌な匂いではないので、ここに来て食欲がそそられる。
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実際に食べてみた。第一印象は、悪くない。香りを嗅いだときにも感じたことだが、シーフードが強いからか、むしろ”いつも通り”美味しいのだ。ただ、安心したのもつかの間・・・食べ終わってから数秒後に、ほんのり抹茶の香りが口の中を覆い尽くしてきた。
一気に食べれば美味しいかもしれないが、食べ終わったあとや、一息ついたタイミングで、現実(抹茶味)に引き戻される感覚・・・なんだか不思議な味だ。結論として、「シーフードヌードル」の美味しさを再確認したレポートだった。