パナソニックは1月4日、米国ラスベガスで開幕したCES 2017において、人間のようにスムーズに動き、人間とコミュニケーションできる卓上パートナーロボットを初公開した。このパートナーロボットは、ユニークなたまご型。効率的な電池や電力の利用法、画像や映像を用いた表現方法、センサーやナビゲーションの活用方法など、パナソニック独自の技術やノウハウが導入されている。これらとネットワークを利用することにより、このロボットはさまざまなサービスを提供することができる。また、このパートナーロボットはプロジェクターを内蔵。たまごの殻を開け閉めするようにして、プロジェクターを操作する。ロボットは、このたまごの殻を前後に振ったり、上下に動かしたりできる。この時の動きは、パナソニックが開発したサーボ制御技術により、非常にスムーズで、人間が操っているような器用な動きを見せる。この器用な動きとロボットが発する子供のような声により、現実に存在する生き物のような雰囲気を実現。さらに、プロジェクターと子供のような声を連動させることも可能。このパートナーロボットは、Wi-Fiによってネットワークに接続できる。パナソニックは、「自然言語生成技術を利用し、滑らかで親しみのある会話を実現するだけではなく、クラウドの活用や、遠隔地とのコミュニケーションも可能」とコメントしている。