日本空港ビルデングは、ロボットの技術検証を目的に設置した「Haneda Robotics Lab(ハネダ ロボティクス ラボ)」が羽田空港でロボット製品(プロトタイプ含む)の公開実験を開始すると発表した。ラボは、「羽田空港ロボット実験プロジェクト2016」として羽田空港でロボットを導入する事業者を9月から公募、今回、第1期採択事業者17社が決定した。採択されたのは中西金属工業やアマノなど4社が清掃ロボット、ホンダ、ZMPやWHILLなど5社が移動支援ロボット、日立製作所やソフトバンクロボティクスなどの8社が案内ロボット。実証実験は12月15日~2017年2月13日で、羽田空港国内線第2旅客ターミナル・出発ロビーで実施する。ロボットの実証実験は、空港という不特定多数の利用者が行き交う公共空間での実運用を想定し、ロボット(製品)自体の安全性、公共空間での稼動についての安全性、導入効果の検証の3つのフェーズを想定して実施する。