GNネットコムジャパンは30日、心拍計内蔵のワイヤレスイヤホン「Jabra Elite Sport」を発表した。 ワイヤレスイヤホンは世間に溢れている印象があるが、「Jabra Elite Sport」は“完全”ワイヤレスである点に特徴がある。左右両方のイヤホンに、それぞれ2つのマイクが内蔵されているので、音楽も通話も、どちらか一方のイヤホンがあれば利用可能となっている(※もちろん両耳で使うことも可能)。 同社によれば、5,000人に対してアンケート調査を行ったところ、77%の人が、トレーニング中はコード類が引っかかったり、イヤホンが耳から取れてしまったりするため、ワイヤレスが良いと答えたという。そうしたユーザーの不満を徹底的に排除した結果、今回の“完全”ワイヤレスイヤホンが実現した。 「Jabra Elite Sport」にはまた、精度90%以上の心拍計機能が内蔵されているほか、連動アプリによって最大酸素摂取量を測定、自動的にフィットネスレベルをテストする機能も搭載されている。レースタイムを予測しリカバリープログラムをアドバイスしてくれるなど、最新鋭のパーソナルフィット分析も可能で、それら分析結果は、耳元でリアルタイムにコーチングしてくれる。 バッテリー性能は、最大 3 時間の音楽再生・通話時間に加え、付属の携帯用充電ケースで、さらに6時間使用が可能。フィットネス向けのイヤホンということで、防水面も心配なところだが、IP67に対応し、汗に対する3年間の保証もつく。「Jabra Elite Sport」は2017年1月下旬発売。海外での価格は249.99米ドルだが、国内での価格は現時点では未定とのこと。