日本ケンタッキー・フライド・チキンは1日、都内で明日から販売開始となる新メニューの試食会と先行販売会を行った。 新商品は「CHIZZA」。CHICKENとPIZZAをかけた言葉だ。その名の通り、大きな国産チキンの一枚肉にトマトケチャップ、オニオン、コーン、サラミ、チーズ&チーズソースのトッピングをのせて店舗で焼き上げる。仕上げにハーブミックスがふりかけられている。 一見するとピザ生地のなかにチキンが混ぜ込まれた変わり種ピザかと思ってしまうが、ピザ生地と思われる部分はすべて一枚肉であるところに驚かされる。1枚肉は骨なしで11種類のスパイスで味付けされている。事実スタッフは「1枚肉の量を確保するのに苦労した」と話している。実際に食べてみるとやわらかく食べやすい。 実はこの商品は2015年夏にフィリピンでKFCが発売し、あっという間に完売したもの。その後、インド、タイ、韓国、台湾といったアジア圏で発売されて人気となっている。 同社スタッフによると全国の店舗(一部を除く)で販売されるというが、平均販売数が1店舗につき20枚とのことで、すぐになくなってしまうことも予想される。価格は980円で、テイクアウトも可能だ。