3分ほどの短いムービーではあるが、その魅力はしっかりと詰まっている。まず、「Nintendo Switch」の正体は、専用のHDMI出力デバイス「Nintendo Switchドック」がセットになった小型の新ゲーム機。Micro SDカードほどのソフトを物理的に差し込むことで、ゲームがプレイできるようだ。
たとえば、ユーザーが自宅でテレビゲームをプレイしている際、家を出発しなければならない時間になったとする。これまでであれば、続きはセーブしておいて、帰宅してから続きをプレイするといったブランクがあったが、「Nintendo Switch」であれば、プレイ中に「Nintendo Switchドック」から本体を取り出せば、画面が切り替わり(スイッチ)、続きがそのまま本体画面上でプレイできる。そのプレイ品質は、"家庭用据置型テレビゲーム機品質"だという。
本体画面横のコントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」は取り外しが可能。新幹線や飛行機など机がある場所では本体を机上に置いて、独立したコントローラーでプレイすることもできる。もちろん1画面でのマルチプレイにも対応する。
同ゲーム機の注目度は非常に高く、任天堂がティザー動画の公開を予告した瞬間、同社株価は急上昇した。その勢いのままに、本動画公開直後は公式ウェブページにアクセスしづらい状況が継続し、公式Twitter上で謝罪のメッセージを投稿している。
今のところ、あくまで予告であり、スペックなど細かな部分は明かされていないが、発売は2017年3月と案内されている。
ただいま任天堂HPが大変混み合っており、アクセスしづらい状況となっています。NX(開発コード名)の映像はYouTubeに掲載していますので、こちらをご覧ください。https://t.co/BLxJXcdOBa
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2016年10月20日