サイバートラスト、ソフトバンク・テクノロジー、日本電気(NEC)、ユビキタス、ワコムは18日、スーパーラグビー日本チームサンウルブズ戦において実施した、ボランティア本人認証・動態測位の実証実験についての成果を発表した。 実証実験は2月27日から7月2日にかけて、秩父宮ラグビー場にて開催された5試合において実施。合計700名にのぼるボランティアスタッフの受付時における顔認証と筆跡認証による本人確認や、端末認証したスマートフォンを使った動態情報モニタリングによるボランティアの最適配置に関する検証を行った。 同実証実験で行われた顔認証と筆跡認証の両方を使った多要素の電子認証では、本人確認の迅速化、いわゆるなりすましの防止に一定の効果があることを確認。また役割指示書の発行を同時に行うことができるため、人手による受付・役割指示書の手渡しに比べ、受付時間をおよそ8割削減することができたという。 ほかにも、スマートフォンを活用した動態情報モニタリングにより、会場の混雑状況や休憩交代に応じた人員の最適配置の指示などを電子メールで行い、混雑の緩和の実現と、スムーズな組織運営が可能になるとのこと。 ちなみに今回の実証実験に協力したボランティアに対して行ったアンケートでは96%が満足と回答したという。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<
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