2015年4月に発売されたAppleのウェアラブルデバイス「Apple Watch」だが、現時点において次世代モデルの発表がなく、なかなか新たな情報が出てこない状況が続いていた。だが、ここにきてApple製品の分析で著名なKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏が興味深い観測を出し、複数の海外メディアを中心に話題を呼んでいる。 同氏によれば、次世代モデル「Apple Watch 2」(仮称)は、今年中になんと2モデルも発表されるとのことで、一方はマイナーアップデートモデル、もう一方はメジャーアップデートになる見込みだという。 マイナーアップデートモデルについては、搭載プロセッサーのみ刷新され、価格はより控えめになるとのことで、廉価版モデルとしての意味合いも強く、伸び悩んでいるApple Watchユーザー層の拡大を狙っているようにみえる。また、メジャーアップデートモデルについては、GPSと気圧計を内蔵し、スタンドアロンで位置情報が正確に把握できるようになる。これまでApple Watchの課題の1つとして挙げられていたバッテリーについても、本体サイズはそのままに、大容量化するとみられている。 第2世代が出ていない段階で時期尚早ではあるが、同氏は、2017年にユーザー待望のLTE通信機能搭載モデルが登場するほか、2018年にはデザイン変更が加えられることを予想している。
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