Yelpは元々、オンライン決済サービス「Paypal(ペイパル)」で働いていた、ジェレミーストッぺルマンとデビッド・ガルブレイスによるMRLベンチャーズが生み出したプロジェクトの一環として始まった。当初はオフィスもない状態で、アパートメントの一室が職場だった。2012年にYelpが入居した140 New Montgomeryビルが持つのは、長い電話の歴史だ。カリフォルニア全土の通信インフラを整えるために、Pacfic Bellが90年ほど前に、ここに拠点を構えた。その歴史のなかでは、なんとイギリスの政治家やウィンストン・チャーチルも訪れたこともあるそう!
壁に掲げられた「CAN'T STOP WON'T STOP」、「THANKS FOR THE FUN」。前向きな言葉ばかりが記されているこれらのメッセージは、Yelpコミュニティマネージャーたちによるものだ。彼らはYelpの「盛り上げ担当」となり、世界各都市に1人ずつ配属され、その地域のレビューを増やしたり、イベントを開催する。また年に1度、会合が行なわれ、こうした決意表明がされるんだとか。