Twitterは21日、動画に関する複数の大規模なアップデートを報告している。■動画のアップロード可能時間が4.5倍に 発表の中で、もっとも大きな情報はこれだろう。これまでユーザーは、Twitter上で最長30秒の動画を添付することが可能であったが、今後は最長140秒までアップロードが可能になると案内されている。※週間人気記事ベスト10を見る また、若年層を中心に人気を集めている6秒のループ動画アプリ「Vine」でも、より大作のアップロードが可能となるよう、こちらも140秒までの長さに対応するとしている。 Vine動画のアップロード可能時間が長くなることにより、クリエイターは動画広告を載せることができるようになり、収益の可能性も広がるとしている。 最長140秒まで撮ることが可能な動画は、同日から順次利用できるようになるほか、Vineの時間延長は、一部のユーザーから提供を開始するとしている。■動画の視聴体験が向上 さらに、ユーザーがTwitterを利用した際の、動画およびVine動画とのマッチング率を高めることもあわせて発表している。 タイムラインに流れてきた動画やVineが添付されているツイートを開いた際、フルスクリーンで動画を楽しむことができるようになるほか、展開した動画の下におすすめ動画が表示されるようになる。 こうした視聴体験の向上は、iOSでは今後数週間内に提供が開始され、追ってAndroidでも提供されることが案内されている。 動画関連の強化について、Twitterは、動画のアップロード率が今年に入ってから50%増加していることを背景として挙げている。同社は4月の決算発表時に、動画やクリエーターのサポートに力を入れていくことを伝えていた。