パナソニックは24日、デジタルコードレス電話機「RU・RU・RU」シリーズと、パーソナルファクス「おたっくす」シリーズを、6月16日から発売することを発表した。いずれの製品も従来の迷惑電話対策機能を強化したバージョンとなっている。 「RU・RU・RU」および「おたっくす」の電話部分の共通機能として「迷惑防止機能」を搭載しており、呼出音が鳴る前に自動で相手に通話を録音する旨の警告メッセージを流し、呼び出し音が鳴ったあとには電話を受ける側に注意喚起のメッセージを流す。また、通話録音は最大10分まで可能で、機種によっては別売りのSDカード(SD/SDHC/SDXCカード)への録音に対応して、その場合は最大1,000件まで録音することができる。 NTT東日本及びNTT西日本が提供する「ナンバーディスプレイサービス」と併用することで、「迷惑電話着信拒否」機能として、着信したくない電話番号や、迷惑電話と思われる電話番号を登録することができる。今回発売される製品では、同社従来機種の250件から、最大300件までの登録が可能になった。 いずれの製品も、同社のテレビドアホンなどと連携させたり、DECT準拠方式採用で開閉センサーやドアセンサーとの連携が可能で、ホームセキュリティ的な使い方も可能だ。 「RU・RU・RU」に関しては、停電時でも利用できるように別売りの電池パックに対応しているので、あらかじめセットしておけば、待受時間は約5時間、連続通話時間は約1時間使える機能を備える。 製品構成は、デジタルコードレス電話機「VE-GD55DL/DW(子機1台/2台)」がそれぞれホワイトとピンクゴールドの2種類のカラーバリエーションがあり、パーソナルファクスは、「KX-PD505DL/DW」「KX-PD305DL/DW」「KX-PD205DL/DW」のそれぞれ子機1台/2台となっており、各機種本体色にはホワイト/ネイビーブルー、ホワイト/ピンクゴールド、ホワイトが用意されている。