日本アクセスは10日、マイナンバー収集管理支援ツール「SmartNS」のオプション製品となる「SmartNS電子錠オプション」を6月24日より発売することを発表した。 「SmartNS」はタブレット端末で動作するマイナンバー収集管理支援ツール。同システムを導入するだけで、マイナンバーガイドラインに沿ったマイナンバーの収集・保管・削除を簡単かつ安全に行うことができるという点が特徴だ。 本人認証は、指静脈認証ユニットを接続し、動作する仕組みになっており、マイナンバーの登録・削除・変更などの作業を行う際にも必ず指静脈による本人認証が必要になる。同時に全ての操作履歴が記録されるので、なりすましや漏えいのリスクを軽減し、何かあった時の原因究明にも役立てることができる。 今回新たに発売される「SmartNS電子錠オプション」は、専用電子錠をマイナンバー取り扱い区域のドアに設置し、無償提供されるスマートフォンアプリ「varieKEY NS」で解錠するとともに、解錠の履歴を「SmartNS」に記録するというもの。 マイナンバー取り扱い区域に専用の電子錠を設置することで、マイナンバー取り扱い担当者以外は解錠できない戸棚やキャビネットなどを作ることができ、さらに物理的なセキュリティと利用履歴を管理することが可能になる。 電子錠はエイディシーテクノロジーの「Tempolock Door(テンポロックドア)」(6月発売予定)を採用。25日から東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2016」において、「SmartNS」及び「SmartNS電子錠オプション」の展示を行う予定だ。