パナホームは21日、都市型多層階住宅「Vieuno(ビューノ)」シリーズの3階建て住宅「Vieuno3s(ビューノ スリーエス)」の販売を開始した。 「Vieuno3s」の大きな特徴として挙げられるのが高い耐震性。倒壊等防止(耐震等級)、損傷防止(耐震等級)、耐風等級という住宅性能表示の構造等級となる3種類全てが最高等級であることを標準仕様としている。 また、高層ビルや大型構造物で使われる座屈拘束の技術を、3階建て工業化住宅で初めて採用。繰り返し地震に対する強さという、構造計算では評価しにくい部分においても優れた制震鉄骨構造となっている。さらに15cmきざみのマルチモジュールシステムとコンパクトに設計された架構システムにより、耐震性を確保しつつ大きな空間を実現できる。 他にも、実際に3階建て住宅に住む女性約400人にアンケートを行い、「動線」「家事」「収納」に配慮したプランを提案。また3階建住宅は高さ制限等の法規制により屋根形状への制限があるケースも多いが、多彩な屋根形状やシェードスクリーンでニーズに合わせた個性的なデザインを実現可能だ。 引渡し後最長60年まで保証期間の延長が可能。価格は延床面積185.91平方メートル(56.24坪)、3階建て、準耐火仕様の参考プランで4,480万円(税込)。