mineoの契約者は冒頭でも述べたように30~50代の男性がその大半を占めているが、直営店での契約者に限ると、女性や高齢者の比率も多くなっているそうだ。先日、大阪へ出張する機会がありmineo直営店の様子をのぞいてみたが、平日15時の時点でその日の契約申し込み受付は終了していた。聞けば申込み希望者が多く、2~3時間待ちが常態化しているとのこと。そのため、店舗は20時まで営業しているが15時~17時頃には予約がいっぱいになり、その時点で当日分の受付は終了してしまう。この状態を見ると、早急な人員増、新店舗の開設が望ましいように感じるが、そこはコストとの兼ね合いもあり判断が難しいところだろう。 MVNOが低価格でサービス提供可能な理由のひとつは、申し込みやサポートがWeb中心であること。実店舗の運営コストが膨らみ、利用料金が上がってしまっては本末転倒だ。とはいえ、このままWebを中心としたコミュニケーションに頼っていては、新規顧客の獲得は頭打ちになる。MVNOに興味を持つこと、契約してみようかと考えることの入り口として、リアルイベントや実店舗といった場所の意義は大きい。そうした場所を、コストとのバランスを見ながらいかに提供してくのか、今後の動きに注目していきたい。
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