今回の来場者は、「使っている端末や通信事業者は?」「現在どの程度の通信費を使っているのか」といった質問に答えながら話をきくことで、自分の状況と照らし合わせて理解することができたようだ。そもそもMVNOとは何なのか、何故大手3キャリアよりも安く提供できるのかといった少々込み入った話に関しては、大手キャリアの設備を借りていること、キャリアネットワークによる部分とMVNO事業者の責任部分があることなど、専門用語は極力避けつつも、別の何かに例えるのではなく真正面から説明。完全に理解するのは難しくても、ある程度は腑に落ちている参加者が多かったように思う。 イベント終了後、津田氏に話を聞くと、都内でこうしたイベントを開催するのは初めてだが、対面だからこそ理解してもらえることもあると感じたという。女性層に関しては、MVNO業界全体としてまだまだアプローチができておらず、そこを開拓するにはこうした取り組みは大事になってくるとのこと。リアルイベントを通じて自分事として理解する人が増えれば、その人が別のコミュニティにそれを広げることも考えられる。地道に続けることで市場に与える影響は少なくないのではないだろうか。■契約希望者が殺到する直営店 対面での説明・販売でいうと、上記のようなイベントだけでなく最近は実店舗を構える事業者も増えてきた。ケイ・オプティコムも昨夏、大阪駅直結の商業施設グランフロント内に直営店舗をオープンさせている。昨年末からはSIMの即日契約にも対応した。津田氏によると既にかなりの反響があり、現状の人員では契約希望者を捌ききれなくなっているという。mineoの通信回線が即日開通できる店舗は現在この直営店のみで、2月には計1000件以上の契約(SIMの開通)を獲得。今後はスタッフの増員を予定しているほか、まだ詳細は決まっていないが直営店舗の新規出店も検討されているとのこと。
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