とても怖い同ゲームだが、特に対象年齢はもうけていないという(この施設VR ZONE Project i Canの対象年齢は13歳以上)。遊園地のお化け屋敷と同様の考え方で運営していくようだ。開発者はホラー要素のあるガンシューティングゲームなどを手がけてきた人物で、これまで温めてきたアイデアを詰め込んだとのこと。「同じことをリアルの空間で実現しようとしたらけっこうな運営費がかかりますが、VRならこれだけのスペースで用意できます。利用者の方が転んで怪我をしたり、といった危険もない。お化け屋敷に比べて脅かす手段も増えます。やりたいことを満載しました」とは現場スタッフの言葉。だからと言って怖くしすぎ……、というのが筆者の偽らざる感想だった。 《近藤謙太郎》