三井住友海上火災保険は28日、同社が提供しているスマートフォン用アプリ「スマ保『運転力』診断」に、4月から野生動物が原因の交通事故多発地点での音声アラート機能を搭載することを発表した。 そもそも「スマ保『運転力』診断」は、ドライバーの運転傾向診断や、事故多発地点への接近を音声で知らせる運転注意アラート機能などを搭載した安全運転啓蒙アプリで、危険を検知した場所を地図上に記録したり、衝突前後15秒を記録するドライブレコーダー機能を備えている。アプリはiOS7.0以降/Android2.3.3以降に対応し、いずれも無料で公開中だ。 4月から搭載される「野生動物事故多発アラート」機能は、ドライバーに安全をうながしつつ、野生動物を交通事故から守ることを目的としており、地方自治体などが保有する動物事故多発地点の情報をもとにしている。アラートは、野生動物の出没率が高い時間や天候なども加味されて発報されたり、出没エリアでスピード超過をした際に発報する。 今回は、沖縄県のヤンバルクイナ等の希少生物の出現地点で音声アラートを発信するシステムが実装され、今後は同県のイリオモテヤマネコや、奈良のシカ、北海道のエゾジカなど、その他の地域や動物についても範囲を拡大して、全国的なサービス展開を目指すという。
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…