本日より11日までの4日間、東京ビッグサイトにて、第24回セキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW 2016」が開催される。 今年は約150社が出展し、セキュリティに関連した各社の新製品、新技術が多数展示される。また、今年のレイアウトの特徴としては、IPネットワークカメラゾーン、ハイセキュリティゾーン、スマートロック&スマートホームゾーン、万引防止&ロス削減ゾーンを設けており、そのほかに韓国や台湾の企業を集めたパビリオンも設置される。 注目の展示物としては、まずネットワークカメラ関連では、ソニービジネスソリューション、キヤノンマーケティングジャパン、シャープが、直前に発表してきた新製品の数々。昨年は、4K解像度のネットワークカメラの本格元年を実感させる製品が多くあったが、今年は4Kに加えて、低照度環境下でのカラー撮影や、各種インテリジェンス機能を加えたより高機能になったネットワークカメラが多数展示される見通しだ。 また、2020年のオリンピック・パラリンピックを見据えた、大規模イベントの警備・セキュリティ関連のシステムなどが、大手電機メーカー、警備会社を中心に展示される予定。直近では、ALSOKが顔認証などを活用した不審者検知システムのデモンストレーションの実施を発表したり、パナソニックが、最新のドローン検知システムの展示を発表している。 その他、チェックしておきたいキーワードとしては、顔認証、画像解析、スマートロックなど。いずれも多くの会社が関連した製品・システムを展示する予定なので、この機会に横断的に比較するのもいいだろう。 なお、防犯システム取材班は、会場から速報リポートを随時報告していく。