ビジネス向けに提供されている「Pepper for Biz」を導入した企業は500社を超えたという。宮内氏は、その一部を紹介していった。みずほ銀行では10店舗に導入。Pepperが最適な金融商品を薦めるほか、応対した顧客をカウンターに送客する役目も担う。みずほ銀行が先駆けとなった形で、現在では全国37の銀行、信用金庫へ導入されているとのことだ。
続いて、ソフトバンクロボティクス 代表取締役社長の冨澤文秀氏が登壇した。同氏によれば、Pepperに載せるアプリを開発するパートナーは200社を超えたという。受付、プレゼン、商品診断、介護、語学学習などさまざまな分野での利用が想定された企業用アプリも続々とリリースを予定。2月22日には、法人向けに「ロボアプリマーケット for Biz」を開始する。冨澤氏は「これまでは”にぎやかし”の側面が強かったPepperだが、今後は企業のコストを削減させ、売り上げを拡大させる存在にしていく。準備は整った」と話した。