これによって、年間総支出でみると、バリュープランの場合は、8,920円相当(おうち割 でんきセット2,400円+電気料金割引き6,000円+ポイント付与520円の場合)、あるいは80,920円(おうち割 光セット72,000円+でんきセット2,400円+電気料金割引き6,000円+ポイント付与520円の場合)がお得になるという計算だ。 そして3つ目が「おうちレスキュー」の提供だ。これは料金とは直接関係はないが、お得感よりも安心感を提供するサービスといえるだろう。水漏れや配管などの水回りや、鍵の紛失、ガラスのヒビ割れや破損などのトラブルに対して、出張料と作業料を無料にしてくれるサービスだ(特殊な作業や部品代、延長料金などが発生する場合もある)。こちらも「電気セット」または「光セット」に加入すれば適用される。 このほかソフトバンクでんきでは、前出のTポイントはもちろんだが、ケータイ料金と一緒に支払いをまとめられたり、利用料金を「My SoftBank」のサイトから確認することも可能だ。またサービス加入時には、ソフトバンクショップに検針票を持っていけば、スタッフが料金シミュレーションをして、適切なプランを勧めてくれるという。 さらに25歳以下のユーザーと、その家族を対象にした「ギガ学割」も提供するという。「いま若い世代の7割ぐらいのユーザーが、データ容量に対して不安を感じている。特にケータイで動画を見たりすると、すぐにパケット定額サービスを使い切ってしまう。そこで3年間でデータ容量計100GB(11,6640円相当)の増量か、ホワイトプラン基本使用料(3年ゼロ円)を特典としてプレゼントする。こちらは1月15日から受付を開始する」(宮内氏)という。 また宮内氏は「現在SB Powerで推進している太陽光や風力などの再生可能エネルギーを採用した電力供給プラン“FITでんきプラン”も併せて提供する予定がある」とアナウンスした。こちらは全国31ヵ所で一般家庭20万世帯分に相当する約50万KWの電力を提供していくが、サービス開始日や料金プランについては未定だ。できるだけ早いうちに発表したいとのことだが、ソフトバンクならではの差別化となる部分なので、今度の動向が大いに注目される。