タレントの坂口杏里が、実父ががんを患い、20年ぶりに再会したことを告白した。 坂口杏里の母親であり、2013年に亡くなった女優・坂口良子さんは、1986年に一般男性と結婚したが、杏里が3歳だった1994年に離婚。良子さんは男性の借金の連帯保証人になっていたため、返済に苦しんだ。 坂口杏里は15日に更新したブログで、実父ががんを患っているという連絡が事務所にきたことを明かす。「ママを苦しめて苦しめてどん底までやった人間の顔なんか見るか」と悩んだ坂口杏里だったが、「私が今こうして生きてるのもママとお父さんが私とお兄ちゃんを産んでくれたからだ」と考えなおし、入院中の実父を見舞いに行くことに決めた。 20年ぶりの再会で、泣きながら「産んでくれてありがとう」と伝えたという坂口杏里。「なんで泣いてるのかは変わり果てたお父さんを見た事や憎しみやでも産んでくれたお父さんがこんな姿でママとおなじで、見てるのも胸が痛くなってずっと手握り締めて20年ぶりに手なんて繋いだ」(原文ママ)と振り返り、今後も見舞いに行くとつづった。