シャープは4日、さまざまな振り込め詐欺対策機能を強化したデジタルコードレス電話機を、13日より発売することを発表した。不審な電話を自動判別して着信を拒否する「迷惑電話フィルタ」サービスに対応している。 製品構成は子機1台モデルの「JD-AT81CL」と、子機2台モデルの「JD-AT81CW」の2機種となり、別売の増設子機を使用することで、合計4台の子機を使用することができる。 「迷惑電話フィルタ」サービスは、警察や自治体及びユーザーから提供された迷惑電話リストをもとにした電話番号データベースを使い自動判別する仕組みで、データベースは毎日更新される。 ちなみにトビラシステムズが提供する有料サービスを使用したもので、利用の際には、ナンバー・ディスプレイ(有料)と月額最大400円のナビダイヤル通話料金が発生する。 このほかにも詐欺対策機能が実装されており、例えば「自動聞いてから応答」は、電話をかけてきた相手に対して、名前を先に名乗るように促し、受ける側は相手の名前を聞いてから応対することができる。また、着信時に番号登録者か否かを色で判断できる「あんしんLED」、フリーダイヤルや非通知からの着信をシャットアウトする機能や自動通話録音機能なども備えている。